課題解決の成功例Marketing
全国展開【商品ポイント紹介】低単価イヤホン手書きPOP
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ターゲット
10~30代有線イヤホン利用者
コンセプト
初めてでも手が出しやすい
使用ツール
ポスカ、画用紙
制作時間
90分(+リサーチ1ヶ月)
課題
低単価モデルの販売に、店舗スタッフの接客の時間が取られてしまう。
実施した施策
購買意思決定に直結するポイントを1ヶ月間リサーチし、そのポイントを1枚のPOPとして手書きでまとめ、自動販売化を促進。
結果
- 「初めてBluetoothイヤホンを買う」人のほとんどが接客なしでこの商品に購買決定し、同価格帯のモデルで一人勝ち状態となった。実際にPOPを指差して購入していくお客様を私自身何人も見かけた。
- 支店ベースでの営業活動のため、通常、全国展開されることは滅多にないのだが、このPOPは北海道から沖縄まで、ビックカメラ・ヤマダデンキ・エディオン等ほぼすべての量販店にて展開されている。
- 当時手書きPOPを付けているメーカーは一つもなかった。今では多くの他メーカーに真似されているほど、手書きPOPのパイオニアとなった作品である。
ポイント
- メーカーとしてアピールしていた「音質」は初心者には響かないと考え、リサーチした結果「音漏れ」や「ケーブルの絡まり」を気にするユーザーが多かったため、ユーザー視点のキーワードを選んだ。
- 他社のイヤホンより優位な点(バッテリー時間・質感など)をピックアップして、比較検討した際にも「こっちにしよう」と思ってもらえるように工夫した。
- 無線イヤホンを使ったことがない人にとっての不安をなくすため、「初心者マーク」を使用し、親しみやすくした。